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2017年8月16日 (水)

ながむべき残りの春をかぞふれば花とともにも散る涙かな 俊恵法師 

ながむべき残りの春をかぞふれば花とともにも散る涙かな
 俊恵法師
 入道前関白太政大臣家に、百首歌よませ侍りける時
 新古今和歌集 巻第一 春歌下 142
「しみじみと花に見入ることのできる残春の日数を指折り数えると、散る花とともに落ちる涙よ。」『新日本古典文学大系 11』p.57
林葉集[俊恵の家集]「右大臣家百首中、花五首」。
入道前関白太政大臣 藤原兼実。
残りの春 漢語「残春」の訓。春の末。
「花の跡」の歌。「落花ののちの述懐」。
「花とともにも散る」とあるが、「残春」なのでここに配列したのであろう。
俊恵(しゅんえ 1113- 没年未詳)平安時代末期の僧・歌人。父は源俊頼。
詞花集初出。千載集二十二首、歌数第五位。新古今十二首。勅撰入集八十四首。
隠岐での後鳥羽院による『時代不同歌合』では坂上是則と番えられている。
小倉百人一首 85 「夜もすがら物思ふ頃は明けやらで閨のひまさへつれなかりけり」
http://bit.ly/1cjiweu
http://bit.ly/1cjiCmj

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